STORY 3 「毎日驚きと笑いがありました」

※スペーサー

弘前市在住


約6週間にわたって姉妹猫のミルクボランティアを経験しました

親猫に代わって世話をしてみて特に大変だと感じたのは排泄が自力でできるようになるまでの2週間でした。 ミルクも3時おきに飲む期間なので、ミルクの後に排泄させ、飲ませるのがへたなこともあり、食後は顎からおなかにかけてミルクでべたべただったので、ぬれたタオルで拭いて・・ を2匹分やっていると、準備から道具、タオルの後片づけまで1時間以上かかっていました。代わってくれる人もいなかったため、2週間は日中もほとんどで歩けませんでした。 近所に昼間の1回だけ頼めるような予備?補欠?のボランティアさんがいたら良かったと思いました。

※スペーサー

姉妹のうち1匹は残念ながら最後まで成長させてあげられませんでした

2週間くらいは順調そうに見えたのに、ミルクの飲みが悪い、体重が増えない、便が出ないとなり、そのあとは週に1回は動かず、食べず、もう一晩も持たないかも・・・と思わされるような様子を見せ、亡くなるまで4回くらいは『ここで何もしなかったら逝ってしまうのかな?それが自然なのかな?』と思うことがありました。 そう思いつつ、ちょっとでも眼を開いてこちらを見ていたり、口をパクパクさせているのをみると、脱脂綿に含ませて水をあげてみたりして。 次の日、少し動けるようになるとやっぱり世話してよかったと思うものの、次に体調を崩すと苦しませる時間を延ばしただけだったかも、自己満足のための世話しているのでは?などという気持ちになったり・・・ 老猫の看取りも経験していますが、仔猫の場合、命がつながってもうまく成長できない可能性もあるわけで、諦め時というか線引きが難しいな、と思いました。

大変だったことばかり書いてしまいましたが、仔猫の時期は本当にあっという間なので なかなか触れ合える機会はなく、預かっていた期間は毎日楽しかったです。 成猫にはない動きの面白さや、昨日できなかったことが今日はできていたり、毎日驚きと笑いがありました。 小さい体で一生懸命歩く姿も、遊び疲れて寝ている姿も全てが可愛らしく、何時間見ていても飽きない貴重な時間を過ごさせてもらいました。

※スペーサ

ミルクボランティアとは話がそれますが

実家(西津軽の田舎です)で83歳の母が、5年くらい前から家に寄ってくる野良猫を無視できずに餌をあげ、増えたり、減ったりして現在6匹の世話をしています。 最初は家に入れたくないと小屋に餌を置きっぱなしにしたりしていたので、ほかの野良猫を呼び込まないよう、置き餌をやめさせたり、避妊手術をしたりしていますが、ご近所では手術もせず、半分放し飼いのようなお宅も多く、仔猫が生まれたら山へ、などと平気で口にする人もいるそうです。 野良猫を減らしたり、殺処分される猫を減らすには、飼う人のモラルの向上が必要ですが 高齢者の意識を変えるのは難しいと感じています。

センターの取り組みが少しでも多くの人に伝わって欲しいです。 また、飼い猫だけでなく人に慣れない野良猫をどう扱えばよいのか、地域全体で共通の認識を持てるような取り組みや情報の発信もお願いしたいです。 最後にセンターの譲渡前講習会ですが、 人数制限が設けられ、受講のハードルが上がっているので、 受講後、実際譲渡された犬猫を飼っている人やその年のボランティア研修会に参加した人は免除、もしくは指定の動画を見ればOKとか、リモートで講習を受けられるようにする、とかになれば嬉しいです。 インスタグラムを使っての譲渡動物の紹介や飼い主さん決定の報告はとても良い試みだと思いました。ボランティアした、その先が知れるとホッとします。 センター方々には、ボランティア期間中はこちらの不安に時間を問わず対応していただき大変心強かったです。 また、ボランティアに参加できる機会があればぜひやってみたいです 今後ともよろしくお願いします。

青森県動物愛護センター