発達障がいのあるお子様の保護者の方へ
一般に動物は、大きな声、急な動き、強い力などに怯えます。怯えた動物は攻撃的になり、威嚇、咬む、引っ掻くなどの行動をとることがあります。お子様の特性によっては「ふれあい」は少し難しいことかもしれません。しかし、保護者様とスタッフのサポートがあれば、上手にふれあえるお子様も多いです。
愛護センターでのふれあいが素敵な体験になりますように。
※スペーサー
「ふれあいサポート」「通常のふれあい」を選べます
ふれあいサポート(個別対応)
以下のようなお子様は、安全のため「ふれあいサポート」をおすすめします。個別対応のご利用時間は10~15分程度です。
- 順番待ちが苦手 、たくさん人がいるのが苦手
- 大きな声を出す
- 急な動きをする、走り回る
- 力加減がわからない
- 動物にさわるのが怖い(汚れや触感を気にする)
- 新しいことが苦手
※スペーサー
通常のふれあい
上述のような特性がない場合は「通常のふれあい」でも大丈夫です。ふれあい区画にはスタッフが常在していますので、安心してご利用ください。
※スペーサー
「スタッフ付きふれあい」受付け
お子様のことを教えてください
ヘルプカードなどをお持ちでしたら、見せていただけると助かります。
- 苦手なこと(大きな音、ざわざわした雰囲気、まぶしさ、順番待ち など)
- クセ(大きな声をだす、動きが激しい、走り出す など)
- 接し方(知らない人に触られたくない、男の人が苦手 など)
保護者様と打ち合わせ
保護者様にふれあいの方法をご提案します。
- 動物の種類(犬、ウサギ、モルモット のいずれか1種)
- 体験の場所(犬の部屋、検査室、広場)
- 触り方(手を添える、手袋を使う など)
お子様に写真で説明
お子様に、ふれあいの手順をシンプルに伝えます。
※スペーサー
スタッフの役割、保護者様の役割
お子様のことを一番よく知っているのは保護者様です。そして、動物のことを一番よく知っているのはスタッフです。
保護者様はお子様に寄り添ってください
- お子様がリラックスできるように声がけをお願いします。
- お子様の急な動きを妨げるように、寄り添ってあげて下さい。
スタッフは動物に寄り添います
- 動物が落ちついていられるように、スタッフが動物をコントロールします。
- どこをどのようにさわればよいか、声がけをします。
- お子様が嫌がらないなら、手を添えてサポートします
※スペーサー
ふれあいの方法
お子様の特性やできること、その時にいる動物の性質や体調に合わせ、以下の体験を1~3個組み合わせます。
※スペーサー
体験 | 内容 |
---|---|
練習 | 実際に動物に触る前に、ぬいぐるみを使って力加減・触り方を練習します。 |
ふれあい | お子様に合わせたふれあい方をします。※ |
柵ごし | 柵ごしで犬に触ります。触るのを怖がるお子様におすすめです。 |
お手伝い① | スタッフが犬の散歩に行くときに、一緒についていきます。 |
お手伝い② | スタッフと一緒に、エサやり、洗い物、掃除などをします。 |
ツアー | 動物には触りません。スタッフと一緒に場内をまわり、色々な動物を見ます。 |
- スタッフが抱く犬を触る、バスケットにいれたウサギを触る、手袋をつけて動物に触る、など
※スペーサー
ぬいぐるみで練習
バスケットに入れたウサギをさわる
柵ごしで犬にさわる